ログの日記帳

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第36話 内容 [仮面ライダービルド]


第36話「エボルトは星を狩る」


第36話「エボルトは星を狩る」
5つのまとめ

パンドラボックスが開くが、エボルトリガーは起動できず
ベルナージュの力により戦兎はその場を離れ、地球はなんとか助かる

② エボルトは石動の記憶からボトルを生成したが、それを阻止する為にベルナージュが美空に憑依した

③ かずみんは幻徳を呼び出し戦いを挑む。勝利した一海は幻徳に仲間になるように言う

④ エボルとの戦いの中パンドラボックスの力を最大限利用できるアイテムをビルドが使い、ハザードレベルが6.0まで上がる

⑤ エボルの作戦を読み、エボルトと共に消滅しようとした戦兎だが、エボルトに体を乗っ取られ、エボルトは仮面ライダーエボル ラビットフォーム(フェーズ3)へと進化を遂げる



以下公式本文


パンドラボックスが開き、エボルドラゴンフォームはパンドラボックスの光の粒子からエボルトリガーを精製する。しかし、エボルがトリガーのボタンを押しても反応はなく、地球の滅亡はとりあえず回避したらしい。その時、美空(高田夏帆)に憑依したベルナージュが現れ、エボルを攻撃すると戦兎(犬飼貴丈)とパンドラボックスとともに姿を消す。


 秘密基地に戻った戦兎らはベルナージュから、パンドラタワーが出来たことで火星が滅びたこと、ベルナージュはエボルトと闘いエボルドライバーを破壊したものの、エボルトは自らのエネルギーをパンドラボックスに封じ込めたことを知らされる。
「エボルトを完全体にしてはならない」
ベルナージュは戦兎らに警告する。


 10年前、パンドラボックスが完全に開かなかったのもベルナージュがフルボトルの成分を空にする力を使ったため。パンドラボックスはその星にまつわるエレメントをボトルに吸収することで開くのだが、エボルトは石動(前川泰之)の記憶から60本のボトルを精製。パンドラボックスを地球で開こうとしたが、ベルナージュは幼い美空に憑依し一部のボトルの成分を空にしたという。


 すべての謎が解けた今、戦兎はパンドラボックスの力を利用し、ビルドの能力を限界まで引き上げるアイテムの開発を始める。ただし、そのアイテムを使えばライダーシステムは人間の限界値を超えてしまい、戦兎の命も…。

 

一海(武田航平)は幻徳(水上剣星)を連れ出し、戦いを挑む。幻徳もローグに変身、グリスの挑戦を受けて立つが、故郷を想いハザードレベルを上げたグリスに変身解除に追い込まれる。戦いに勝利した一海は、幻徳に自分たちと一緒に戦えと要求するが、幻徳は即答できない。


 西都の軍勢が東都に侵攻してきた。強化アイテムを手に飛び出そうとする戦兎に、命の危険を感じ取った美空は懸命に止める。「何でもっと自分を大事にしてくれないの」という悲痛な呼びかけに、戦兎は「戦争を終わらせるのは俺しかいない」と必ず帰ってくることを約束する。


 エボルトに身体を乗っ取られた龍我(赤楚衛二)が引き連れたクローンスマッシュやハードガーディアンが暴れる現場に戦兎と一海が到着。ビルド、グリスに変身しスマッシュらと戦い始めると、龍我もエボルコブラフォームに変身する。ビルドはラビットラビットからタンクタンクにビルドアップしエボルコブラフォームを圧倒するが、エボルもドラゴンフォームにビルドアップ。形勢を逆転する。



 ビルドは意を決して新たなアイテムをドライバーに挿入。激しい衝撃に耐えたビルドは強烈な力でエボルドラゴンを圧倒する。しかし、戦兎によるビルドの強化はエボルトの究極の目的でもあった。エボルトリガーのエネルギーを使うには人間の体力には限界がある、そこでわざと戦争を仕掛け、戦兎がライダーシステムを強化するよう仕向けたという。それがプロジェクトビルドの全貌だった…。


 エボルは自らの拳をビルドの体内にめり込ませ、ビルドの力を手に入れようとする。しかし、それはビルドの罠だった。戦兎は父・葛城忍(小久保丈二)が残したデータからエボルトの狙いを察知、自らのハザードレベルを急激に上昇させ、エボルトと一緒に消滅しようと計画していたのだった。
「これで終わりだ!エボルトォー!」


 次の瞬間、激しい光に周囲が遮られエボルドラゴンと戦兎が合体、やがて白髪になった戦兎だけが残された。そして、エボルトから分離した龍我も元の人格を取り戻す。
「戦兎!」と呼びかける龍我に、白髪の戦兎は「せっかくの計画が台無しだ」とこぼす。その声は戦兎のものではなくエボルト!
 白髪の戦兎は自分の体内からラビットエボルボトルを精製、茫然と見守る龍我らの前でエボルドライバーに挿入しエボルラビットフォームに変身する。
「フェーズ3、完了」