ログの日記帳

思ったことをただ…

第35話 内容 [仮面ライダービルド]


第35話「破滅のタワー」

エボルトは龍我(赤楚衛二)の身体を乗っ取り、エボルドラゴンフォームに変身した。毒から回復したばかりの身体で戦兎(犬飼貴丈)はビルドラビットラビットフォームに変身、エボルドラゴンに襲いかかる。


 戦いながらもエボルは龍我とエボルトが二人で一つの生命体である理由を説明する。23年前、エボルトが滅ぼした火星に地球からの無人探査機が着陸。エボルトは次に滅ぼす星を探すため、自らの遺伝子の一部を探査機に潜り込ませたという。その遺伝子が地球で龍我の母親の胎内にいた龍我に憑依。胎児は生まれるとエボルトの記憶と能力を失い、一人の人間、万丈龍我となっていた。


 エボルトは龍我に憑依した生命体を回収するため、有人探査機で火星にやってきた宇宙飛行士・石動(前川泰之)に憑依して地球へ。しかし、パンドラボックスを開けることに失敗し、戦兎の父・葛城忍(小久保丈二)と会い、エボルドライバーを復元させるなど協力させたという。そして、龍我をエボルトと融合できるハザードレベル5.0にするため、龍我に試練を課してきたという。エボルは説明を終え、ビルドを倒すとパンドラボックスを手に悠然と去っていく。



 エボルトに憑依された龍我を助けなければ…。まだパンドラボックスが開いていないのは、すべてのボトルがそろっていないから。戦兎は最後のボトル、フェニックスを持つ幻徳(水上剣星)を呼び出し、自分たちと手を組まないかと提案する。しかし、戦兎らの仲間になっても自らが犯した罪が消えるわけではない、と逡巡する幻徳。そんな彼らの前にエボルトとなった龍我が現れた。


 エボルトは戦兎らを一瞬にしてパンドラタワーへと移動させると、残されたフェニックスボトルを奪うためエボルに変身。戦兎はビルドに、一海(武田航平)はグリスに、そして幻徳はローグに変身し、エボルコブラフォームに立ち向かう。

 エボルの圧倒的なパワーに3人で互角の戦いを展開するビルドら。ビルドはパネルにはめられたボトルを奪い、ビルドアップを狙うが手が届かない。そんな狙いを察知したグリスとローグは身を挺してビルドをサポート。ついにビルドはパネルからボトルを奪取、ハザードフォームにビルドアップする。



 ハザードフォームとなり互角以上の戦いを展開したビルドだったが、エボルは龍我の体内から作り出したドラゴンエボルボトルでエボルドラゴンフォームに変身。ハザードフォームの限界に達したビルドはビルドタンクタンクフォームにビルドアップし、エボルドラゴンのさらに強力なパワーに対抗する。


 その時、「戦兎…俺だ…助けてくれ…」という龍我の苦しげな声がビルドの耳に響いてきた。思わず一瞬、聞き入ってしまうビルド。が、その声もエボルドラゴンの罠だった。スキを突かれ必殺技を浴びたビルドは変身を解除。戦兎はボトルを奪われてしまった。


 勝ち誇るエボルドラゴンは全てのボトルをパネルに挿入、すべてのパネルをパンドラボックスにはめていく。そして、ついにパンドラボックスが開いてしまった!


 同時に轟音と激しい風が吹きつける中、パンドラタワーがゆっくりと天に向かって伸びていく!嵐に襲われたような光景の中で、戦兎は火星が崩壊したときの無残な映像を思い起こしていた。
「地球は終わりだ…」
 エボルドラゴンの不気味な声とともに、ついに地球も滅亡してしまう!?



第35話 5つのまとめ

① エボルは戦兎に自らと万丈が同じ生命体だと告げる

② マスターとエボルの体は分離

③ 幻徳が持っているフェニックスフルボトルを狙うエボルとビルド、グリス、ローグが手を組み闘う

④ ビルドとエボルの1対1になる。ビルドは様々なフォームを駆使し闘うが、エボルの罠にかかり負けてしまう

⑤ 遂に60本のボトルが揃い、地球も火星と同じ運命を辿ってしまうのか…